古都 京都 太秦界隈古代史散策に参加
京阪三条駅~地下鉄東西線太秦天神川駅へ
初めに
木嶋坐天照御魂神社(このしまにます あまてる みたまじんじゃ)
大宝元年(701年)に出てくる古い神社で通称「蚕の社」で
養蚕、機織、染色に優れて技術を持っていた秦氏の氏神
祭神は次の5柱
1)天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
2)大国魂神(おおくにたまのかみ) 3)穂々出見命(ほほでみのみこと)
4)鵜茅葺不合命(うがやふきあえずのみこと) 5)瓊々杵尊(ににぎのみこと)
神社奥には三面鳥居(三柱鳥居)もあったよ
嵯峨野の蛇塚古墳
住宅街の囲まれた前方後円墳で墳丘はすでに消滅
今は横穴式石室が露出している・・被葬者は不明?
大きさは奈良明日香の石舞台に匹敵するとも?
古墳の推定規模は次の通り
墳丘長:約75メートル 後円部直径: 約45メートル
前方部幅: 約30メートル
古墳築造時期は6世紀末ごろ?
石室は全国10指に入る大規模古墳
仲野親王(なかのしんのう)塚古墳も訪ねたよ‥外観のみ
(今上天皇(きんじょうてんのう)の直系祖先)
いさら井戸・・・飛鳥時代からある
江戸時代は洛西有数の名水で古くから歌人などの歌に!
太秦広隆寺・・・真言宗別格本山(太秦寺とも)
【渡来人系の氏族である秦氏の氏寺】
秦氏の氏寺で「日本書紀」には603年(推古天皇)に
秦河勝が聖徳太子から仏像を賜り蜂岡寺を建立
623年 新羅(しらぎ)から秦寺に安置
最後は
大酒神社・・・昇進願の神様ともいわれているよ
祭神とされる秦始皇帝・弓月王・秦酒公は、いずれも
「秦氏の祖神である」という
今回の古代史散策勉強会はここまで
いざ大和路へ