晩秋の倭&落ち葉のコンチェルトをたずねて!

晩秋の青垣にかこまれた倭の夜明け 

飛鳥川に朝日を写しゆっくりと明けるよ

青垣の懐を少し尋ねるね!

 はじめに談山神社だよ、

秋は3000本もの紅葉に 包まれ、、「関西の日光」といわれるほどの美しさだよ

祭神は藤原鎌足(談山大明神・談山権現)

神仏分離以前はで寺院あり、多武峯妙楽寺(とうのみねみょうらくじ)といったよ

世界でここにしかないという木造の十三重塔と山を覆うように色づく紅葉

あわせて見ることができる素敵な場所だね

談山から少し北東へ移るね 

奈良大和路の花の御寺 長谷寺仁王門だよ

両脇に仁王像、楼上に十六羅漢を安置しているよ

下登廊(しものぼりろう)だよ 二間おきに風雅な長谷型の灯籠を吊るしているよ

百八間、三九九段、上中下の三廊に分かれているよ

繋屋(下登廊と中登廊の繋)

本堂:小初瀬山中腹の断崖絶壁に懸造り(舞台造)された南面の大殿堂だよ

懸造り(かけつくり)とは

:山や崖にもたせかけたり、谷や川の上に突き出したりして建てること

舞台そでから五重の塔を望む

本堂(礼堂)内部、右方が正堂  お勤めをされているよ!

本堂を通り下山  繋屋(下登廊と中登廊の繋)の紅葉をのぞむ

長谷寺を下り天理教さんにちょっと寄り道して北に向かうね

天理教さんの紅葉も見事だよ グラデーションは最高だね

古都奈良市内に入ったよ 奈良市文化会館前の憩いの場所だよ

すぐ横が東大寺 西大門後だよ ここを通り過ぎると日本庭園があるよ!

吉城園は名勝依水園西南にあり、万葉集にも詠まれた宣寸川(吉城川)

に隣接している庭園だよ

園内は 池の庭、苔の庭、茶花の庭、と分かれていて、なかなか落ち着いた

お茶室があり、園の縁を流れる「吉城川」からの水脈で杉苔に覆われて

茅葺のお茶室との調和は秀逸

深い紅い もみじ

茅葺の茶室・・いっぷく如何

緑の苔と紅いもみじのコントラストは最高だね!非常に静かな庭園だよ

茶室縁台にもみじの紅葉が移りそうだね

いっぷくしたいが次を尋ねるね

青垣の北懐 柳生の里だよ

徳川時代 柳生但馬守宗矩(やぎゅうたじまのかみむねのり)の

最盛期には12500石の大名となり、大目付けの要職にもついたよ

芳徳禅寺  柳生家の菩提寺、沢庵禅師が開基と伝わっているよ

禅寺で手入れがよく床に紅葉が少し映って!美しいね

堂裏に回って少し進みむと柳生一族の墓所があり、

石舟斎はじめ宗矩ら柳生一族のお墓・みんな静かに眠っていたよ

歴史の重みを感じるね

近くには、石舟斎が天狗を相手に剣の修行をしていて

天狗と思って切ったのがこの岩だとか?・・・・・一刀石だよ、見事だね

柳生の山城跡も落ち葉のコンチェルト・・もうすぐ冬だね

全ての木々は仕事を終わりゆっくりと春を待つ支度だよ!

来春までゆっくりお休み